令和6年6月8日(土) 自然環境保全事業
森林保全一斉巡視活動(大根地山652.9㍍)
14916 赤瀬榮吉
竜岩自然の家駐車場(筑紫野市)に9時30分集合。駐車場横の東屋に登山地図があり、本日の森林保全巡視ルートを確認しあった。九州森林管理局の腕章を付け竜岩自然の家横を流れる宝満川を遡ってキャンプ場を過ぎ林道をゆっくり進み40分ほどで大根地山登山口に着き衣服調整した。ここを右に登り、鳥のさえずりを聴きながら大根地神社の門を過ぎ間もなく扇滝を右手に見て30分ほどで禊場と奥の院、鳥居をくぐって大根地神社に着き小休止した。この大根地神社は、昔、宝満山(竈門神社)から英彦山までの修験道のルートで、今も信仰を集めている。大根地神社から右手に進み小さな広場(駐車場)を右に登ると開けた草原の大根地山に着き昼食タイムとした。山頂からは宝満山、三郡山などが一望できた。山頂で集合写真を撮り下山は、周回コースをたどり小さなアップダウンを繰り返し、13時40分下山した。約5時間の森林保全巡視活動、ご苦労様でした。
今回の巡視活動で特に問題はなく、森林保全巡視情報をもって「福岡森林管理署」へ提出します。
参加者 7人
巡視員:竹本正幸 町元里香 横山秀司(SL) 橋川潤 赤瀬榮吉(CL)
員外(会員):竹本加代子 三宅明子
令和5年11月5日(日)
森林保全一斉巡視活動報告(尺岳608㍍) 14916 赤瀬 榮吉
竜王峡キャンプ場駐車場に集合時間9時前に全員集合した。横山自然保護委員長より更新したばかりの「森林保全巡視員委嘱証明書」を受け取り携行と九州森林管理局の腕章(緑色)を付け準備した。ミーティングで横山CLより、今日の巡視ルートの確認と下見して、上り渓谷沿いの斜面が崩れ狭いところがある注意を促せられた。
9時過ぎ竜王峡キャンプ場より巡視活動スタート。しばらく竜王峡の渓谷沿いを進み注意された場所は一段と気を引き締め通った。今年新規登録した橋川巡視員より樹木の手解きを受けた。カツラ(桂)の木の落ち葉を揉むとキャラメルの香り、ミズメ(別名ヨグソミネバリ)の樹皮は初めてでサロンパスの匂いがした。頓野林道を横切り直進する道と並行し林道が山瀬越(588㍍)まで延びていて、10時50分に着き休憩をとった。ここから、尺岳までは緩やかな縦走路で再度頓野林道を横切り案内板を前にして立ち休憩した。横山CLより上野焼のルーツなどの話にしばし耳を傾けた。
まもなくして尺岳平の広場に出、すぐ先の尺岳山頂に11時43分に着くと、竹本支部長より当会福岡支部長浦一美さんの訃報が告げられ、ご冥福を祈り1分間の黙祷を捧げた後、昼食タイムを12時30までとった。
午後からの巡視ルートは、尺岳平まで戻り四方越を左にとり沢沿いを下り、14時50分活動を終え計画通り15時解散した。今日の巡回で気づいたところは、下山口近くの堰堤右岸の防護柵(鉄パイプ製)の支柱の根元が錆び数箇所浮いていた処です。「森林保全巡視情報」にて福岡森林管理署へ報告します。
参加者の皆様、約6時間の巡視活動ご苦労様でした。
参加者10人 巡視員:横山秀司(CL)竹本正幸(SL) 馬場基介 榊俊一 町元里香 橋川潤 赤瀬榮吉 員外:竹本加代子 繩手修 將口晋司
11月12日(日) ブラヒデジ的登山・自然保護巡視
平尾台・新しい発見と植物の声
14853 竹本 加代子
コースタイム:茶ケ床<東屋でレクチャー>出発9:00~大平山9:53/10:05
~四方台10:55/11:35<昼食>~(ビジターセンター古川さんと合流・ウメバチソウの保護状態の説明)
~広谷湿原~滝不動13:07~青龍窟13:20/13:30~茶ケ床14:07
11月中旬にしては暑い一日だった。我が家からいつも眺めることの出来る平尾台。自然保護巡視とブラヒデジ的登山に参加する。
ビジターセンター駐車場に集合し、3台の車に分乗し茶ケ床に移動する。東屋で横山さん(CL)より平尾台の形成史等のレクチャーを受ける。○○億年前も○○万年前の差は自分にとってはあまりピーンとこず、聞き流す。しかしながら日本列島が大陸続きであり大陸のふちが分離し日本列島となり、その後、日本海も形成され9万年前には阿蘇山の大噴火がありその火砕流が平尾台に押し寄せ堆積したと教わる。マンモスの化石が青龍窟で発見されたということは、氷河時代に大陸と陸続きでありマンモスが生息していたことを実感する。その後、地形図からドリーネ探しをする。等高線の内側にハッチがあるものや矢印のあるくぼ地に色鉛筆で塗りつぶす。平尾台にはこんなにたくさんのドリーネがあったのかと驚かされる。
しっかりとレクチャーを受けた上で9時に出発。ブラヒデジ的登山の始まりである。ドリーネを確認しながら大平山を目指す。大平山ではピナクル(石塔)の節理の説明です。ピナクルは一定の方向性があるという。本当に一定の方向に向かっている。ピナクルとピナクルの間が出来ているのは溶解しているから? どうしてほぼ均一に溶解?今まで石灰岩のピナクルを羊の群れ(羊群原)としか見ていなかったことからその新しい発見に嬉しくなる。
大平山から防火帯として野焼きされた羊群原を歩きながら石灰岩と花崗岩の境目を地学的見地から教わる。四方台への急登からは石灰岩が見受けられないのだ。ピナクルも見られない。花崗岩になったのだ。見て聞いて実感する。15分で急登を登り四方台で少し早い昼食を取る。
昼食後は平尾台自然観察センターの古川さんと合流し、ウメバチソウの咲く場所へ。写真を撮るために踏み荒らされた場所で、如何にその保護に取り組んでいるかを知る。可愛い花に癒されたい。しかし、その花の声無きSOSが聞こえているだろうか。その現状にマナーの啓発を感じた。最近、花に興味を覚え花に会えることを楽しみにしているがマナーは守りたい。
その後古川さんとは別れ、広谷湿原から滝不動へ。その滝で又新しい発見をする。滝は水量があるにも関わらず水が溜まらない。水たまりすらなくしみ込んでいること。ドリーネである。次の発見は「唐手岩はどうして出来たか?」花崗岩の唐手岩を挟んで左右は石灰岩のピナクルである。石灰岩の深いところへ貫入し持ち上がった岩石だと自分なりに分かったような気でいる。1つ疑問が解決した気になった。
そして最後に青龍窟へと向かい、茶ケ床からセンターの駐車場へ戻り、センター裏の花は咲いてはいないが「むらさき」を観察。絶滅危惧に指定されている「むらさき」の保護をと思いつつ解散となる。 横山先生、平尾台のレクチャー有難うございました。
参加者9人:榊 俊一 竹本正幸 竹本加代子 赤瀬榮吉 森本信子 三宅明子(SL) 横山秀司(CL)
網塚陽子 橋川 潤
(城山471㍍・孔大寺山499㍍)
リーダー 赤瀬榮吉 サブリーダー 三宅明子
期 日 7月9日(土)
集合場所 城山登山口(教育大の上) 8時30分
*電車の方はJR教育大前 8時25分
行 程 コース1 城山周回 2.5時間コース
登山口~城山~石峠~西登山口~三郎丸分岐~正面登山口
コース2(希望者のみ)城山~孔大寺山縦走
6時間コース
登山口~城山~*石峠~金山~地蔵峠~孔大寺山~孔大寺神社~神社遥拝所
*1グループとは石峠で別れます
申込み 三宅明子
締切り 6月18日(土)
装 備 一般登山装備
(腕章、巡視員委嘱証明書携行のこと)
※マスク、消毒液等は各自で準備をお願いします。
その他 森林保全巡視員以外の方も参加できます。