ボランティア活動

令和5年5月27日(土)
福岡Geoトレッキング・平尾台南部                           北九532 大山 時彦

1 期日 5月27日(土)千貫岩駐車場集合8:30~解散14:00(約5時間半)
2 目的 平尾台の地質・地形の観察とムラサキ(絶滅危惧種)の監視活動

コースタイム
+集合8:30(横山CLより当日の目的概要説明)出発9:00→大かん台(カレンフェルト観察、断層崖)→風神岩→不動山→堂金山(カルスト地形・植物観察)→貝殻山(石灰岩と変成岩観察)→茶が床11:30(地形・ムラサキ観察、昼食)→見晴らし台→堂金山(ムラサキの監視活動)→川ドリーネ→三笠台→駐車場解散14:00

平尾台登山と言えば貫山登頂や幾つもの周回コースを何度となく経験し、山肌に広がる石灰岩の風景は素晴らしいとは感じていました。その中で今回の観察登山は平尾台の新たな魅力を発見するものでした。横山CLのきめ細やかなカルスト地形の解説、ムラサキ絶滅危惧種説明の詳細テキスト等感激するものばかりでした。私にとっては、まさに「足元を見る平尾台登山」と言えるものでした。
まず、Geo(地質、地形、地理)についても数多いドリーネから石灰岩のみかと思っていましたが、形成史から貝殻山付近の泥質片岩地域と地質が分かれ、棚田や水田が可能であった形跡が紙面上だけでなく現地確認できたことは、数億年前からの地形と人との関わりを感じるものでした。
もう一つ、植物については同行していただいた観察センターの古川さんから、平尾台には約900種類の植物が生息していることや、今回のムラサキの生息数は判明しているものだけでも150本と少ないことなど、その場その場で解説をしていただきました。ムラサキについては生育場所や子葉の形態の説明をしていただいたので、素人でも見分けがつきやすくなるなど、納得できる解説をしていただきました。それらを通じて、日々の平尾台観察センターの努力を改めて感じることができました。また、参加者の皆さんもよく花の名前等をご存じて、私は花は綺麗であれば十分との考えから種類や名称はまったく分からず、会話にはついていけませんでしたが、1種、「シラン(紫蘭)」だけは覚えてきました。
今回の例会は別用件があり、参加できない予定でした。しかし、前々日に参加できるようになり急遽申し込んだところ、快く参加承諾していただいた横山CLや町元SLにも感謝し、また、登頂だけの登山の他にも山の魅力が発見できるこのような企画に、今後もできる限り参加したいと思っています。
最後にいろいろ親切に声掛けしていただいた、参加者の皆さんにもお礼申し上げます。

参加者10人:井上禮子 丹下洽 丹下香代子  大内喜代子 榊俊一 竹本正幸 竹本加代子   町元里香 横山秀司(CL)大山時彦(平尾台観察センター古川さん同行)

森林保全巡視活動

福岡森林管理局の委託を受け年2回森林保全巡視活動を行っています。

英彦山清掃登山

英彦山山頂トイレ清掃

幼稚園・小学校の遠足登山サポート
山の日制定記念家族登山
平尾台外来種除去作業

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