広島支部との交流会のお知らせ

更新日：2020-03-21

～広島支部と楽しいひとときを過ごしましょう～

1　期日：令和2年2月15日（土）～2月16日（日）

2　宿泊：斎山荘

3　担当：町元里香

4　コース：Ａコース　　往復5時間程度の冬山登山（ラッセルに挑戦）

Ｂコース　　ワカンを使った雪上訓練（タヌキ、ウサギなどの足跡を探そう）

※ワカンは貸出あり

5　締切り：1月31日（金）

6　申込み：町元里香

-お知らせ, 支部行事

jac-kitakyushu より:

2020-03-21 10:42 PM

２月１５日（土）～１６日（日）支部交流会（広島支部）
和やかな山荘での一夜、雨の散策
15318　　縄田　正芳
コースタイム：１５日　斎山荘15：00～臥龍山登山口駐車場15：15～山頂15：40～駐車場
16：20（車）～斎山荘16：35
１６日　斎山荘10：00～八幡湿原散策～斎山荘11：45
　今年度で9回目を数える広島支部との交流会は北広島町八幡（やわた）高原の斎山荘にて北九州支部からは１７人、広島支部１２人、そして講和をして下さる先生も加えて３０人の大人数で開催されました。当初の予定では１５日は夕食での懇親会、その中で先生より講和を聞き、翌１６日はスノーハイク及び雪の臥龍山登山の予定でした。例年ではこの時期は最も積雪の多いところで1㍍近くも積もることもあるとのことでしたが残念ながらこのところの異常な暖冬により全く雪のない状態でした。雪を楽しみにして来た北九州支部の面々にとっては大変残念なことでした。また天気予報によれば今晩から明16,17日と大荒れの天気になるということでしたので山荘に到着早々でしたが急遽当初の予定を変更して今日中に臥龍山だけは登っておこうと、すでに１５時と遅い時間でしたが広島支部の方の案内で山へ向かいました。1,000㍍余りのところまでは車で行きそこからは林道と山歩きです。さすがにこのあたりからは雪が残っており、葉を落としたブナやナラなどに囲まれた冬らしい山道を楽しむことができました。臥龍山（１２２３㍍）は山頂に大きな岩のある一等三角点の山です。そこからは冬枯れの木々の間よりなだらかでゆったりとした山容をもつ西中国の山々を眺めることができました。
下山時に駐車場近くにある名水と言われ、指を切るように冷たい雪霊水でのどをうるおしました。車で入れる時期になると遠く広島市内からも大勢の人たちが水を汲みに来るという有名な水だそうです。
６時よりいよいよ懇親会。廿日市の海で獲れたばかりの大きくプリプリとした牡蠣の鍋に豚しゃぶ、おもちなどの大変なご馳走でのもてなしでした。ビールでの乾杯に始まり広島の地酒に焼酎、ワイン、自家製の果実酒などで飲めや食えや歌え、そして踊れやの大宴会に発展しました。あまりの盛り上がりに７時からの講和の予定も吹っ飛んでしまい明朝へと変更になるほどでした。賑やかな懇親会の宴は明日の山行の中止のこともあり１１時ごろまで続きました。
１６日はやはり天気予報どおりの本格的な雨。朝食後講師の上野吉雄先生（西中国山地自然史研究会　　農学博士）より八幡高原に生息する鳥たちの話がパワーポイントにより分かり易く説明がありました。山荘の傍らに巣づく色鮮やかなブッポウソウのつがいの生態やその気味悪い鳴き声について、そしてホトトギス、ジュウイチなど他の巣に卵を産み付け生育させるなど、鳥のたいへん興味深い生態の話などがありました。また、今ある風力発電施設や新たに建設が計画されている施設の自然環境へ及ぼす影響、それらによるクマタカなどの鳥たちへの影響についてたいへん危惧されているとのことでした。講和終了後、雨の中でしたが先生の案内で広島支部の方々と共に山荘周辺の八幡湿原の散策へ出かけました。あいにくの雨で鳥たちの姿はあまり見かけませんでしたが自然災害や環境変化で失われてゆく湿原の保全の為に雑木の伐採など支部の方々の自然保護活動への取り組みについて現地で話を聞くことが出来ました。益々激しくなる雨の中散策を終え山荘に帰り広島支部女性会員の方々の心づくしの昼食をいただき、しばし歓談のち交流会は終了となりました。
大人数を受け入れてくださり、大変な準備をなされた広島支部の方々、講和のまた快適な山荘を提供してくださいました斎支部長そして講和のためわざわざ参加くださいました上野先生に感謝申し上げます
参加者（北九州支部）17人　会員：原広美　井上禮子　榊俊一　大内喜代子　竹本正幸　竹本加代子
　　　　赤瀬榮吉　縄田正芳　縄手修　塚本久義　奥田スマ子　町元里香（CL）小林英世　中畑智子
　　　　三宅明子　準会員：藤原玲子　支部友：安達美保
参加者（広島支部）氏名順不同講師含む　13人　上野吉雄（講師）斎　陽（支部長）山内充人
　　　　　近藤道明　落合和夫　寺西洋子　坂原忍　横井邦子　浅尾幸枝　長谷川操子　宮石惇
　　　　　宴席利恵子　澤江学

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