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令和6年5月25日(土)~26日(日) 第1回 岡野金次郎碑前祭と 全国支部懇神奈川大会に参加して

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令和6年5月25日(土)~26日(日)
第1回 岡野金次郎碑前祭と全国支部懇神奈川大会に参加して
Bコース班:11990 原広美 13499 伊藤久次郎 13643 関口興洋

北九州支部から8人の会員が、神奈川支部主管の全国支部懇談会と第1回岡野金次郎碑前祭に参加するためそれぞれ出発した。メンバーは交流山行Bコース班の原、伊藤、関口の年寄り組3人は新幹線で。Aコース4人、Cコース1人の5人は航空機やマイカーを利用して、令和6年5月25日(土)神奈川へ向かった。
当日1日目、13時ごろグランドホテルに到着し受付を済ませ、チャーターバス2台で碑前祭会場の湘南平へ出発した。岡野金次郎顕彰碑がある湘南平は高麗山公園とも呼ばれ、小高い台地の上にあり、天気が良ければ丹沢・箱根方面、富士山・相模湾などが望まれる。
今回初めて行われる碑前祭の岡野金次郎という人は、1874年(明治7年)横浜市に生まれ1902年(明治35年)後に日本山岳会初代会長となる小島烏水と出会い、日本人として初めて槍ガ岳への登頂を果たした。その翌年岡野らより前に槍ガ岳に登ったウオルター・ウェストン(当時、横浜在住)と出会い、日本にも山岳会をつくることを勧められ日本山岳会設立のきっかけとなった。
晩年は平塚市に居住し、没後、平塚市議会の提案により湘南平に岡野金次郎の顕彰碑が建立され、1961年(昭和36年)11月13日に除幕式が行われた。そこで今回、日本山岳会神奈川支部では、岡野金次郎の業績を讃え、第1回岡野金次郎碑前祭を開催することを計画した。
15時から第1回岡野金次郎碑前祭の式典が始まった。会場は湘南平の岡野金次郎の顕彰碑がある近くの芝の上で行われた。式典には全国から約150人の日本山岳会会員やその関係者が参加。神奈川支部の早川正志会員の司会で式典がすすみ、主催者あいさつに神奈川支部長の込田伸夫氏、来賓あいさつに落合克宏平塚市長と橋本しをり日本山岳会会長、続いて岡野金次郎氏ご子孫の岡野眞氏のあいさつと献花。更に神奈川支部の砂田定夫会員と小島烏水ご子孫の相良嘉洋氏による岡野金次郎の功績紹介が行われた。終わりに高橋あかね神奈川支部会員によるフルートの演奏が行われ、日本山岳会引き継がれる山岳祭プロジェクトリーダーの坂井広志前副会長の言葉で結びとなった。
今回の第1回岡野金次郎碑前祭と第37回全国支部懇談会の開催を記念して、日本山岳会本部が日本郵便に依頼して「岡野金次郎オリジナル切手(特別限定版 84円、10枚綴り)」を発行してもらった。
同日18時10分からホテルで第37回全国支部懇談会神奈川大会が始まった。夕食前のオリエンテーションに続いて夕食・懇親会が行われ、本部から橋本会長、桐生副会長、坂本プロジェクト委員長、九州地区から北九州支部を含め東九州支部、宮崎支部など全国の支部や岡野家から合計155人が参加した。
26日(日)、記念山行として①Aコース:三浦アルプス縦走(健脚向き)②Bコース:鎌倉大仏ハイキング(年寄り向き)③自由行動(観光)の三つのコースがあり、原、伊藤、関口の3人はBコースに参加した。ところがBコースの我々の班には、森元会長の奥様森静子さん(№14620)が年寄り世話役スタッフとして参加していた。森元会長の気遣いと思われた。しかし、それよりもこの鎌倉大仏ハイキングのコースは、結構階段や登り坂があり、若いリーダーはどんどん進み、なかなかハードなハイキングであった。我々年寄りは、今後の参加年齢は80歳以下にしてもらいたい、など文句を言いながら付いていくのがやっとであった。


令和6年5月26日(日)
全国支部懇神奈川大会 記念山行Aコース「三浦アルプス縦走」
17126  大山時彦

コースタイム:風早登山口8:30~仙元山9:30~観音塚10:30~大桜12:00~矢落山12:42~乳頭山13:00~下山口のJR田浦駅14:00解散 
行程:約5時間半(計画予定7時間)

Aコースの三浦アルプス縦走は、竹本、清家、横山、大山の4人の参加で総数は54人と多く、6班に分かれ各班にリーダーが配置されての縦走となった。事前計画ではアップダウンの約7時間の縦走と少しハードかな? と思うものでした。北九州の4人は皆1班で計9人の班行動でした。朝食を6:30に済ませ、JRと京急バスを乗継ぎ、登山口の風早橋前を予定の8:30にスタートした。
スタート時にリーダーの方から「皆さん健脚揃いと思いますが、昨夜の懇親会で各支部からいただいたお酒(一升瓶)7本が全て空となっており飲みすぎが心配」と笑わせていました。でも、縦走参加者は自身の管理も素晴らしく、途中休憩をはさみながら全員予定より速い足並みでした。特に急いだものでもなく、休憩を取りながらでも約1時間30分も早い縦走でした。お世話役の方々は、安全面等で心配されたこともなく全員完結できて安堵されていました。
私の感想としては、近隣の嘉穂アルプスや苅田アルプス縦走と比較してさほど難度も感じませんでした。ただ、湘南、茅ケ崎方面とのことで、加山雄三、サザンオールスターズのイメージがあり、縦走路からの海岸線の眺め等を期待していたのですが、ほぼ森林の立ち木の中をアップダウンするコースで勝手な期待は外れました。でも、道中で登山ギアや登山靴の説明情報交換等、私には学ぶことも多かった支部懇でした。
最後に、参加する側としては計画書どおりに集まるだけですが、準備される方の前準備と、100人以上の全国からの参加者の安全なるお世話には、改めてお礼を申し上げる次第です。来年は第38回で関西支部がご担当とのことで、許す限りまた参加したいと思っています。

参加者4人:竹本正幸 清家幸三 横山秀司  大山時彦

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